タンニングと美白時代

2018年10月14日

日焼けサロンの最強マシン33

今日は急に寒く感じる日になりましたね。肌の露出も減りタンニングする方も少なくなります。 そんなタイミングで自宅にはシーズン中にお世話になった日焼けサロンからSALEのおハガキが届きました。
 男性の方ですと顔だけでも1年中タンニングをされる方が結構いらっしゃると聞きましたがやはり女性はグッと少なくなるようです。
 「ガングロ」時代は20年くらい前だと記憶していますが、今は長い美白時代ですよね。写真の加工も美白、化粧品も美白をうたう物が多いですし。
 自身、大会出場するなんて思いもしていなかった3年前までは、その美白系化粧品を愛用していましたし、色白の方が羨ましかったです。 もともと日に当たっても赤くなる事なく黒くなるほど焼けやすいものだから、なるべく肌を出さないようにして気をつけていました。そんな私が大会出場を決めてタンニングをするときの気持ちは複雑で、「焼けちゃうじゃん...」と思いながら焼いていました。
 大袈裟に言うなら、取り返しのつかない悪いことをしているような気持ちです。
 真っ黒になったな。と思っていたのですが、先輩ビルダーさんからは「もう少し焼いた方がいい。」と言われびっくりでした。
 ステージに出ている選手の方はそんなに黒く見えないし、お金はかかるし...ね?(日サロ代は年間6万円以上)
 ステージ上ではハレーションをおこして、真っ黒には見えないし、なによりもカットがきれいに見えないそうなんです。 その言葉で美白への憧れというものがなくなりました。吹っ切れたんです。
 それからは夏に夏らしくTシャツを着られるようになりましたし、海も楽しめるようになりました。
 「あなた誰?」というくらい水着の露出はゼロ、顔までしっかりガードしての海でしたから。
 焼けやすい事が悩みだったのに、今では長所。 
 そして迎えた初めての大会当日、集まる選手の方々をみて、もっと焼いてもよかったなと思ったのでした。