アロワナ 平田さんとの別れの日

2018年12月03日

昨夜アロワナの平田さんが大暴れ!自然界にいるアロワナは水辺にいる昆虫や、鳥などもジャンプして食べたりするのです。
 そんな習性のあるアロワナですから、元気になったのかな?と思っていたのですが、朝息を引き取っていました。
 犬ですと白髪が出てきたな、とか動きがのんびりになったとか走らなくなったとか老いを感じ取ってあげられるのですが、平田さんに関してはなかなか気づいてあげられませんでした。
 シワひとつないふっくらボディーはかわらないし、曇りのない瞳は鮮魚の証ではないですか。
 食欲がないのは水替えの影響ではなかったんですね。
 壁に飾られている絵画の様なもので普段はじっくり鑑賞するということがなかった私がいつも以上に様子を見ていた数日間。きっとお別れの時を教えてくれていたのかもしれません。
 食欲のない平田さんの為に先日もまた追加で美味しそうな(?)魚を入れてあげたばかりでしたが、こうして最後に手を掛けてあげらて幸せでした。
 エサは一生懸命食べてくれていました。最後の最後に元気に食事をする姿を見せてくれたのかもしれません。この子が家に来た時は手のひらサイズのかわいいコでした。 水槽のサイズに合わせて成長する事を知った主人は特注で水槽をオーダー。180センチのガラス水槽です。その水槽に合わせて台も作って、水を綺麗に保つ為にオーバーフローにして殺菌灯をつけたりして様子を見ながら水替えだってかかしません。平田さんが来てからの日々を思い起こしながら寂しくなった水槽に目をやっています。
 主人が平田さんの体をきれいに整えている姿をみると涙が出てしまいました。
 大きな水槽を与えてもらっていただけあって立派に成長したな、とは思っていたのですが引き上げられた平田さんはガラス越しにみるよりも想像以上に大きくまるで鮭でした。
 とりあえず冷凍庫で眠ってもらっているのですが斜めにしてなんとか入った感じです。
 本当は見送ってきたペット達と同じように火葬して骨を拾いたい。でも火葬場の火力だとたぶん骨は拾えないと思うのです。
 かと言って自宅のグリルには入らないし、包丁を入れて半分にしちゃうなんてとてもできません。
 三枚おろしなんてもってのほか。
 (どうしても焼き魚と同じ扱いにはしたくない気持ちがありまして。)
 やっぱり土葬でしょうか。アロちゃん、15年間ありがとう。
お疲れさま。本当にありがとう。